西郷どんで、俳優青木崇高さんが演ずる島津久光公「国父さま」です。1817年12月2日、薩摩藩10代藩主島津斉興の五男。11代藩主、兄の斉彬の遺命で、実子忠義が12代藩主につき、久光は「国父」として薩摩藩の実権を握ります。公武合体の為、兵を率いて京都に入り、寺田屋騒動では藩内尊攘派を武力鎮圧!西郷どんでは、有馬さぁの死を放送した部です。さらに久光は勅使大原重徳を奉じて江戸に向かい、幕政改革を推し進めます。新政府では左大臣に任ぜられます。
僕は、島津久光「国父さま」は、藩主以上の才能を持ち合わせた方だと思います。それは、無礼なことを言い放った大島(西郷どん)を結局は切腹させなかったこと!下級武士の大久保さぁを抜擢して傍に置いたこと。
先君斉彬公と同じく身分を問わず!対面して話を聞く姿は、ジョン万次郎と斉彬公を思わせるものだと僕は思うのです。本当は名君と呼ばれる程の方であるのに無位無官であるのは胸が痛くなる思いです。