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「至誠通天」

幕尻17枚目照ノ富士関の優勝で7月場所は終了しました。新大関朝乃山関は12勝3敗で何とか大関の責任を果たせたのではないかと思います。僕は、7月場所はどん底を見た力士が『復活をかけて努力し、最後まで諦めなかったこと』に祝福を与えられたような場所であったと思います。相撲はスポーツではなく神道行事であることは以前よりお伝えしています。幕内優勝の照ノ富士関をはじめ、幕内上位で十両優勝の明生関、幕下優勝の元幕内千代の国、十両復帰を確実にした元幕内北播磨、幕下で6勝を挙げた元幕内宇良など大変な大ケガを経験した力士の復活劇!序二段50歳で2勝した華吹など一生懸命にケガを克服し頑張った力士が数多くみられました。これ正に「至誠通天」だと思います。賜杯を抱く愛弟子を見る親方の表情が全てを物語っています。「おめでとう!朝乃山関を破った照強関にも完敗!いや乾杯です!いやあ参りましたあ、その手があったかあ!」^^

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