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鶴のたとえ 3

「鶴のたとえ」は、日本人のこころにやさしく、そして親のようにしっかりと教えてくれます。『鶴の粟を拾う如し』は、極めて少量づつのたとえであり『鶴の粟蟻の塔』は、鶴が小さな粟の実を一粒づつ啄ばみ、蟻が砂を一粒づつ積み上げて蟻塚をつくることから、少しづつ集めたり蓄えたりすることのたとえです。『鶴の脛も切るべからず』は、ものにはそれぞれ固有の性質があり、それを無理に変えようとしてはならないことのたとえ。鶴の脛は長いが、鶴にとっては必要な長さであり、切ってはならないということ。『焼け野の雉夜の鶴』は、子を思う親の愛情が深いことのたとえ。雉は巣のある野を焼かれたら、我が身の危険をも顧みず子を救おうとし、鶴は霜の降る寒い夜に翼で子を覆って暖めることからそのように言います。日本人のこころにやさしく、そしてしっかりと刻まれる鶴のたとえ。僕の胸にジ~ンと響いています!

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