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横綱への道!6 大和魂。

久しぶりに耳にした言葉がありました!豪栄道関が大関の伝達式で、口上した「大和魂を貫いて参ります」の言葉です。僕は何故か、涙が溢れて胸が震えました。

豪栄道関は、伝達式のあと『大和魂』について「日本人の我慢強さや潔さがこの言葉には籠っている!自分自身に必要だと思う」と説明しています。『大和魂』というと、戦争と結びつける考えもあります。それは認めたうえで、目を閉じ深呼吸をしたあとに感じたままをお伝えしたいと思います。

豪栄道関が口上した『大和魂』は先のものとは全く違う意味であり威なる大声で叫ぶ「大和魂」ではなく、日本人特有の『内に秘めたやまとごころ、大和魂』なのです。最近の日本人が失いかけている大切なものであると言っても過言ではないと思います。

『やまとごころ=大和魂』の初出は、源氏物語の女心を指しているものと、平安時代では「和魂漢才」と呼ばれています。時代背景によって使い方や意味が、履き違えられていると考えます。

言葉の意味をもう一度!冷静に、そして思い込みを外して見てみると日本人の奥底にある『蘇民将来伝説』に辿り着くのです。「ひとのこころに迷いなき道を只管行けば道は開ける」のであろうと!

大関豪栄道豪太郎関は必ずや日下開山!横綱に昇進されるとこころから願っています。

一気に駆け上がれ!豪栄道関。 

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