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椎間板ヘルニアではないのに坐骨神経痛?

さて、今回は脚のふくらはぎの痛みで困っておられた方を対処して大変喜ばれたので記す事にした。

 

右下腿部外側(ふくらはぎのそと側の部分)が3ヶ月前から痛み出して普通に歩けないとの事で来院された。右のお尻のエクボにも痛みがあるという。えっ!お尻にもあのかわいいエクボがあるの?

私はなんて素晴らしい表現をされる方なんだろう!と関心してしまった。それ頂きます!

 

原因はスコップで雪をすかした際になったんだという事で了解したが3ヶ月前の受傷である。とても大変だったんだと拝察しもうすぐに対処です。

 

ハイ終了!エクボさんはにっこりと本当のエクボを見せてくださいました。

 

ここでお断りをしておきます。椎間板ヘルニアから引き起こされる坐骨神経痛は接骨院では保険対象外であり、今回のケースは、筋肉の挫傷(所謂肉ばなれ)によるものです。

 

お尻のエクボの奥に梨状筋という筋肉があります!ここを挫傷すると最初は余り痛まないものの、少しずつ腫れやむくみが出現しその下を走る坐骨神経をほんの少し押さえてしまう為ふくらはぎの外側に痛みが出てくるのです。痛みの出ているところをいくら治療していても結果はまったく出ない!ことになります。

 

やはり我々治療家は、原因をしっかりと聞いてどうしてその痛みが出ているのかをしっかりと把握しなければなりません。その上で結果を導き出したいと考えます。

 

では『梨状筋挫傷』と『坐骨神経痛もどき』を対処です。

すぐ終わります!

 

1.痛みの度合いを確認します!

2.痛む側の手首を見つめます!

3.その手首のしわに反対側の人差指と中指と薬指の三本を当てた中央が対処点です!

4.その対処点に反対側の親指の爪の先端をあて強く押します!

5.押しながら痛む側の手首を3回大きく回して終了です。

6.はい!確認!確認!

 

もうひとつ!お尻のエクボの奥のむくみをグッと押さえてむくみを散らせばまた安心!です。お尻を温めてあげましょう!結構お尻は冷たい人が多いです!

 

お尻愛!もとい!!お知り合いの方にも伝えてあげましょう!

お大事に!

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