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「よごし」の語源

道の駅に美味しそうなカブラを発見!うれしくなって購入してきました。美しい茎と葉に『よごしにしたら美味しいよ』っていわれたような気がして「カブラはっ?」と聞くと『やっぱりお漬物でしょ』と、これまたいわれたような気がして作ることになりました。「よごし料理」は富山県砺波市の、いや富山県の郷土料理の代表として食されています。作り方は、野菜の茎と葉をきれいに洗ってから、大きめのお鍋の沸騰したお湯に入れて茹でてから冷水にくぐらせ熱を取り、固く絞ってみじん切りにしておきます。フライパンに油を大さじ一杯を入れ、熱くなったところにみじん切りにした具材を入れ炒めます。お砂糖をお好みで入れてコクを出してから、お味噌をお好みで入れて味を調えて料理の完成です・・・・。

 

実は!これはまだ料理の完成だけであって「よごし」にはなっていません。僕が子どもの頃は夜にたくさん作っておいて、一晩寝かせてから頂いたものです。作りたてでは、味が素材に馴染んでいないので、時間をかけて旨味を目いっぱい引き出してから頂いたのです。「よごし」は正に「夜越し」!これで『よごし料理』の完成なのです。

 

アツアツの炊き立てごはんで頂くも良し、冷やごはんで頂くもこれまた良しの郷土料理の「よごし」。是非!お作りになって頂いてみてください。朝に作って、お昼ごはんに夕食に頂くのも理にかなっていると思います。きっとごはんが進むと思います!「カブラのよごし」すっごく美味しかったあ~。

 美味しく頂いて、正に「医食同源・薬食同源」ですね。^^

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