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TOP > とれたてblog > 岸渡桜(がんどさくら)

相撲は神事です。

平成25年納めの九州場所も終盤となってきました。両横綱の強さが際立っています!横綱を目指す大関が現れてほしいものです。東西の横綱を今はモンゴル出身の両力士に任せっきりでは日本人として

誠に申し訳ない気持ちがあります。

 

相撲はスポーツとして認識されている。と僕自身も思いますが裏を返せば神道行事なのです。天下泰平、五穀豊穣を願うものです。

大分以前の大相撲観戦に吉田司家(吉田神道)の方がお見えになっていたのを思い出します。

 

日下開山(横綱)は以前に吉田司家が許可を与えられて初めて横綱となったのです。現在の横綱昇進のそれとは全く異質なものであったのです。

 

丸い土俵を立てて見ると、神社でおなじみ『茅の輪くぐり』となり上をると神社の屋根がそのまんま!千木と鰹木がそのままです。

それに行司さんはどう見ても神官です!

 

勝ち負けで陰陽を示し、立行司木村庄之助(陽之助)式守伊之助で(陰之助)をも表します。もちろん東西も然りです。何より、横綱そのものが神社には欠かせない注連縄であり神を表し横綱土俵入りや、勝ち名乗りを受ける際の手刀で造化三神をも表します。

 

まだまだあるのですけれど、キリがないのでこの辺にしておきますが、相撲いや日本という国は本当に奥が深いのです。御遷宮の行事に参加させていただいて確信して参りました。

 

何気なく目にしている事やものに、もう一度顔を洗って見てみるとぼやけて見えるものがハッキリと見えてくるような気がしてなりません。相撲を見る目が変わるかもしれませんね!?(^^)

 

本場所が終わると日本中に巡業されている事にこころから感謝したいと思います。(礼)

 

 

 

 

 

 

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