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好転反応?

痛みを取り去り、笑顔になって頂くのが僕の仕事だと思っています。「好転反応は出ますか?」とお尋ねがありました。『好転反応』とは、治療の過程で一時的に起こる身体反応のことで、漢方薬の知識体系で瞑眩(めんけん・めんげん)と言い、病状の改善が現れる前の一時的な悪化であり、経験上3~4日まで持続することが多いと言われています。この瞑眩と言う言葉は18世紀の漢方医である吉益東洞により日本で広く知られるようになりました。然し!!厚生労働省は「好転反応」には科学的根拠がないと明示しています。これからは僕の考えであり自論であることをここに記しておきます。痛みを何とか取ってほしいと患者さんは来院されます。治療の後に痛みが悪化することを『好転反応』だと告げられても納得される患者さんはいらっしゃらない!と僕は思います。3~4日痛みにまた耐えないといけない治療を継続することは何としても避けてほしいと僕は思います。

 

僕の考える『好転反応』とは、お困りの痛みをその場で消し去り、お困り顔から一気に満面の笑みに転ずることが一番『好転反応』と言えるのではないかと考えます。お尋ねの患者さんは一気に痛みが消え去り、満面の笑みで「え~!」と仰いましたので、僕は「これが正に好転反応なのです」とお伝えしました。上の写真は南天の花です!難を転ずる意があることから選びました。さり気ないところが僕は好きです。^^

 

このブログが福音となれば、一考一助になればと存じます。

富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、