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手関節の整復と願い

「3日前に転倒した際に手をつき手首を痛めてしまい、子どもを抱っこしたときに再び痛みが強くなった」という20代女性が来院されました。右手関節に熱感と掌屈(手首を下に下げる)する際に激痛を訴えられます。『力を抜いてください』とお伝えして整復を行ないます。この患者さんの場合!3回の整復操作で完全に痛みと制限が消え去りました。やはり!力を完全に抜いて頂くことは難しいことから、3回の整復操作が必要になったものと思います。「あれ、痛くない!凄いっ」整復操作を行なって歪みを完全に正位の状態にすることですべて終了です。『翌日にまだ痛みがありましたらもう一度来院してください』とお伝えしました。翌日の来院はもちろん!ございません。

 

正に日本の医術である「整復術」「整復法」の伝統を守り伝えてこられた先人たちのみなさんに只管感謝です。僕は思います。本当の柔道整復術を広め、後世に伝えていければと。今は何か違う方向に向かってはいないかと!ご同業の方はもちろん!ほかの治療家のみなさんにもご賛同していただけると幸いです。「ありがとうございます」(感謝)

 

富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、