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manner.について!

今回は、スポーツ界から気になるニュースがあったので感じたままを書いてみたいと思います。

 

9月24日(火)東京有明テニスの森公園で行われた女子テニスの

東レ・パンパシフィック・オープン第3日で世界ランキング60位

クルム伊達公子(42)が、11年全米覇者で同ランキング17位

サマンサ・ストーサー(29)との2回戦で第2セットタイムブレーク1点目にダブルフォールト!!

 

ここで観客のため息に「ため息ばっかり!」と怒り!!集中力を切らし3-6、6-7で敗退した。試合後に「エネルギーを周りに吸い取られる」と呟いたそうです。

 

僕自身は、柔道と相撲!要するに日本のスポーツを学んできたので

(相撲は神道行事というべきかも?)礼に始まり礼に終わるという

礼儀作法をしっかりと身につけるようにと教えられました。

 

ここでいうmanner.マナーは態度。礼儀。礼儀作法。を意味します。テニスにおいてでも柔道や相撲と等しくmanner.は重んじられますが、大きく違いがあるところは戦う時間差だと思います。

 

柔道や相撲は長い事も稀にはあっても、ほとんど一瞬です。勝負が決してすぐに勝ち名乗りを受ける訳ですが、テニスは長くプレー中の全てに視線が集中!選手も観客も球の行方を逃さぬようにみぎひだり!離れて見てみると左右に観客の頭が等しく動いています!

 

選手や観客もプレーと一瞬一瞬を見つめて、次第に興奮状態に入っていきます。ミスがあった選手が、くやしさのあまり奇声をあげたりラケットを放り投げてしまうのを目にした事があると思います。

 

興奮状態が長くなると、こころのゆとりは無くなり理性をも保つことは難しくなってしまうのです。世界ランキング上位の選手であってもです。

 

得点を重ねたり勝利が決まった瞬間は、選手も応援していた観客も

一体となってガッツポーズ!興奮状態の中では相手側のため息など耳にも眼中にも入りません!

 

クルム伊達さんだけではなく、松岡修造さんもため息はやめてほしい!と訴えておられたと思います。エネルギーが周りに吸い取られるというのは的を得ています。相撲の場合!四つに組んで攻めるのは、相手の呼吸で息を吐いた一瞬を攻めるのです!それで勝敗は決します。

 

日本人の観客レベルが追いついていない!とクルム伊達さんは嘆かれたそうです。僕は、確かにそうなのかもしれない!と認めた上で

選手の思い込み!も強すぎるのではないだろうか?と思います。

 

僕は、日本人として守る事があると思います。それは、決してひと様のせいにしてはなりません!そのような見苦しい事をすべきではありません!決して口にしてはなりません!そのような子に育てた憶えはありません!と・・・・・・・・。

 

教育勅語を外し世界に目を向けさせ、日本人らしさを失い欠けている今!本当の日本人的な態度。礼儀。礼儀作法。をもう一度取り戻さなければなりません!

 

日本人の manner.がついてこれていないのではなく!応援し選手と一体になっているのです。日本人はネガティブなんだ!ではなく共に気持ちを共有する民族なのです!

 

応援している観客はあなた方の為に足を運んでいます。ため息をつくことのない素晴らしい!そして相手をも思いやるプレーを見せて

いや魅せてくださいね!

 

manner.(マナー)についての思い込みについて!と、素晴らしさを偉そうにも思うところを書いてみた次第です。(礼)

 

 

 

 

 

 

 

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