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整復法(歪体を正体に復す)

柔道整復術の整復法は確立されています。徒手整復によって歪体から正体へと復するこの技術は骨折や脱臼だけではなく様々な関節の痛みに大きく貢献する方法です。柴田接骨院では、整復法(歪体を正体に復する)にて即効させ笑顔になって頂くことを目的としています。


腰椎圧迫骨折から1年

去年の12月に雪吊り作業中に転落し尻もちをつき「腰椎圧迫骨折」のケガを負ってしまった僕なのでしたが、あれから1年!自分自身が強い痛みと朝の歩行困難など貴重な体験をしたと思います。自分で治療を行ない、どうすれば痛みがとれるのか?どうすれば動きやすくなるのか?モデルが自分自身であることはとても重要でした。春の草刈り作業などは、とてもつらいものでしたし、軽油のタンクを持ち運びすることや、お米の精米など重い物を持ったあとには痛みが出てとてもつらいものでした。暑い夏でも熱いタイプの湿布を貼り、外仕事をしていました。

 

あれから1年!痛みは寒い朝の日に、こわばりはありますが感じなくなっています。この体験は、患者さんのお気持ちと対処法!そして痛みの取り方をお伝えできる僕の自信となっています。


皸にワセリンですよ

先日、ひび割れにワセリンの話しをしましたが、本当に手足のひび割れや皸(あかぎれ)にお困りの方が非常に多いことに驚いています。コロナ禍の影響で手指の消毒によるものが一番考えられ、それはやはりアルコールによるものが圧倒的ではないでしょうか!その対策としてご自分に合ったもの、自分専用の手洗いグッズを手前で用意するのです。とにかくご自分に合うものを見つけてください。もちろん就寝前のワセリン塗布に手袋は忘れずにお願いします。^^


ひび割れにワセリンですよ

足を庇いながら歩いておられた方に「捻挫でもされましたか?」とお聞きすると『いえ!踵がひび割れして痛いんです』と仰いました。確かに足の踵のひび割れはとても痛くて普通に歩けなくなることもあります!先人たちは、杉や松のヤニを火で炙り、柔らかくしてからひび割れした部分に付けて処置していたそうです。でも僕たちは「ワセリンを塗布してひび割れの処置をします」入浴後にひび割れした部分に塗布し、ラップでその部分を覆い靴下を履いて就寝します。翌日には痛みもなくなり普通に歩けると思います。ひび割ればかりではなく、皸(あかぎれ)や花粉症(鼻腔に塗布)、乾癬の対策に力強く貢献します。安価ですが、高価(間違えました)効果が高いです!^^


頭寒足熱

「寒くなってきましたね」交わす言葉にぴったりの季節となりました。いや、本当に冷えてきました。男女を問わず「冷え」には気をつけたいものです!今回は『女性の冷え』についてお伝えしたいと思います。小・中・高・大とスポーツに励む女子アスリートやマラソンランナー、様々な競技を楽しむ方々が増えています。とてもステキなことだと僕は思います。汗をかくことは体温が上昇している証左ですが、今の季節!気温が低い状態のなかに身を置くと湿性の為に一気に体温が低下します。競技後や練習後にコーチや監督さんのお話しを拝聴している間に一気にからだが冷えてきて震えが出てきます。コーチや監督さんもこの事は、お気をつけ願います。

 

汗を流す為にシャワーをするだけではなく、しっかりと入浴してからだを温めましょう。入浴後にからだが赤くポカポカ感があればとても嬉しいです。温まってポカポカしている間に「使い捨てカイロ」を背中や腰、下腹部に貼り付けてからだを冷やさないように努めましょう。いつも足が冷たい場合は「足裏(指先用)カイロ」を貼ること!これが特にお勧めです!

 

『内臓を温めること』これが一番大切なのです。余談ですが、心臓の癌って聞いたことがありません!絶対にないと言っているのではありませんが、どうでしょう?心臓は絶えず拍動し、熱を帯びています。40℃以上の体温にすることが大事なのではないでしょうか。

 

『頭寒足熱』内臓を温めれば手先や足先が温かくなってきます。先人の知恵には、一層頭がさがる思いです。このことを踏まえて行動に移していきたいと思います。このことで、ケガを激減させ不定愁訴をなくせれば!と、僭越ながら思う次第です。

 

このブログが一考一助となればと存じます。

柴田佳一 拝、


シップ・パップについて

ケガをしたとき!痛みがあるとき!腫れがあるとき!などシップやパップ所謂「膏薬」「貼り薬」をお使いになられることはあると思います。然し、使い方を間違うと逆効果となりますので、今回は、間違えないようにお伝えしたいと思います。柴田接骨院で扱っていますのは、写真の赤と青の2種類です。赤が温感タイプ、青が冷却タイプ!

ケガをされた当初から4~7日は冷却タイプを使います。その後は温感タイプに切り替えます。但し、ぎっくり腰の場合は、血流を促進させる為に最初から温感タイプを使用します。これは当院独自の考え方であることはお断りしておきます。

 

あとは、ケガをされて日数の経過があり、むくみがある場合も温感タイプを使用します。温感タイプは気温が低くなる秋から冬、春前半にかけて使用し効果を出しています。しかし、近年は猛暑の夏!この夏の時期だけはすべて冷却タイプを使用しています。

 

先日、足関節を捻挫された方が来院されました。腫れが大きく跛行を呈しておられました。お話しを伺うと受傷後、腫れもなく痛みもそれ程なかったので、いつも通り入浴してお酒をいつもより多く頂きシップを貼って寝たそうです。見てみると温感タイプのものを貼っておられました。シップならどれも同じだろうと思われたそうで、これがすべて逆効果であったというもの。

 

受傷後など時間の経過が短い場合は冷却タイプをお願い致します。その後は温感タイプに漸次切り替えしていきます。これからの時期!温感タイプを貼る前には、是非!温めてお貼りください。そのほうが良く温まり効果的ですよ。お試しください!あと、入浴の1時間前には温感タイプは外してください!熱すぎてお風呂には入れないと思います。よろしくお願い致します。

 

一考一助になればと存じます。

柴田接骨院 柴田佳一 拝、


冷えからくる痛みに

古傷が気になる季節がやってきました。朝晩の冷え込みが身に染みる頃、肩や腰、膝などの古傷が痛むのです。日中になると体温が上がる為、気にならないのですが、冷え込むと痛みが現れるので、注意が必要です。また、古傷で痛む関節には軽い負荷であっても『ズキッ』と激痛が走ることもありますので、安易に考えず!気をつけることが肝要です。

 

古傷に対して気をつけてほしいことは、とにかく冷やさないこと。冷えがありますと関節がこわばり、動かすときに痛みと制限が出現します。こんなときは痛む関節をゆっくりと痛みの無い範囲で少しずつ動かします。そしてゆっくりと可動域を広げていきます。このようにして可動域を少しずつ広げていきますと、関節周囲の血流が促進され、関節周囲の体温が上昇し、全身の血流が清々しくなりポカポカしてきます。体温が高くなると最早!痛みは軽減か消失をみます。

 

時間が許されるのであれば、僕たちは入浴や飲酒もお勧めしています。飲酒に限っては可能であれば!ですので、からだに合わない場合はお勧めは致しません。他には「使い捨てカイロ」や「温感タイプの湿布」をお勧めしています。「温感タイプの湿布」や「パップ」は貼る前に温めておくとよろしいと思います。この方法は僕自身が行なってみて、その体験を基に良い情報としてお伝えしています。安心して行なってみてください。

 

一考一助、福音となればと存じます。

柴田接骨院 柴田佳一 拝、



へバーデン結節

先日来院された患者さんから相談を受けました。「右手の小指だけ腫れているんですけど!これって何なんですか?」と。よく見ると右小指の第1関節の両横にコブが出来ています。『これはへバーデン結節という変形性関節症です』とお答えしました。以前までは原因不明で、草むしりなどの指の酷使を避けるように指導されていたと思います。今では女性ホルモンの減少がその原因や、甘いものとコーヒーもその要因といわれるようになっています。

 

今!大豆に含まれているイソフラボンが女性ホルモンのエストロゲン様の働きをするとして注目されています。豆乳や豆腐を摂ることによって予防と回復が期待できると考えます。からだに合わない場合はエクオールを摂ることによって期待が膨らみます。

 

40代で発症した場合!是非とも大豆イソフラボンを含む豆乳や豆腐を摂取しましょう。そして一日も早く笑顔になって頂きたいと思います。あ!豆乳は『無調整豆乳』ですよぉ~っ。^^


上腕二頭筋断裂の話!2

先日「上腕二頭筋断裂」についてのご相談がありました。お話を伺いますと、僕も体験した上腕二頭筋腱上部の断裂でした。これは中高年に好発し、重いものを持ち上げたりした際に発生します。痛みの強いものは稀で、ブチッ!ツンなどの断裂音を感じると同時に急な脱力感を伴います。この場合、日数を置かず最寄りの整形外科を受診してください。手術を考慮される方は担当医師にその旨、お伝えしてください。僕の場合は田植えの準備もあり、手術はしない保存療法を選択し10年、現在に至ります。

 

「手術をしないで大丈夫なのでしょうか?」これが一番!お知りになりたいところだと僕も思います。力こぶをつくるように前腕を肩に近づけると、今までのような大きな力こぶは出来ません!肘の上にボール状の膨隆が出来るようになります。それだけが後遺症だと考えてください。

 

しばらくの間(2.3週間)は重いものを持たぬよう注意して、普段通りの日常生活を行なってください。最も重要なことは『安静にし過ぎて、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)に移行させないこと』です。中高年に好発しますので注意が必要です。^^

 

中高年ではなく、若い方の場合は手術をされた方がよろしいと僕は思います。70代で手術をされた患者さんの例をお伝えすると、樹木の剪定をするために、木に梯子を掛けようと持ち上げたときに左上腕二頭筋断裂!術後半年後に再び、梯子を持って断裂されています!今度は保存療法を選択されました。無理は禁物であることを改めて教えてくださいました。

 

今回のご相談は高知県から頂きました。拙ブログをご覧頂き誠にありがとうございました。「練習はお続けになっても大丈夫です。どうぞお大事に」

富山県 柴田接骨院 柴田佳一 拝、


何をしても痛い!

5日前に60㎏の機器をトラックの荷台に載せた際に腰を痛められた患者さん!「立っていても座っていても、横になっても捻っても、何をしても痛いんです」と言われ、かなりお困りのご様子でした。先ずはストレスの度合いを調べていきます!それほどではない状態です。整復操作を行い、独自の運動療法を行ないました。1分経過して痛みを確認します!「まったく痛みを感じません」『もうしばらく同じようにその運動を続けてください』12分後、痛みはなく笑顔が戻りました。原因がハッキリしていましたので、迷いなく整復操作が行えたということです。『よろしければ今日の治療で完治となりますが、もう少し痛みがあるようであれば、もう1回の治療をお勧めします』とお伝えしました。

 

あと『冷やさない、安静にしない、しっかりと入浴する』ことをつけ加えてお伝えしました!どうぞお大事に。