「加齢や疾患による筋肉量や筋力の低下」は、身体的にも精神的においても苦痛を伴うものです!それを「フレイル」や「サルコペニア」という言葉で流布されています。高齢者!否、人生の大先輩の皆さんには『何のことかさっぱり分からん!日本語で言ってくれ』という声が聞こえてきます。まあ、それは置いておいて。今からご自分の部屋を確認して頂きます!先ずは、①ベッドはご使用になられていますか?②椅子ですか?座布団のみですか?この2つのことを確認して頂きます!それでは①についてです。畳にお布団を敷いてお休みになられるよりもベッドを使用された方が起床時の立ち上がる動作がとても楽になります!次に②について、座布団からの立座りよりも椅子を使用された方が腰や股関節に膝と足に負担が少なく、特に膝に痛みがある場合には無理がかからないのでお勧め致します。椅子の高さが特に重要となります!座る際にお尻が膝よりも低い位置にある場合は、すみませんが、お尻と膝が同じ高さ(膝関節の角度90度)にお取替えされることをお勧め致します。ソファーは、お尻が膝よりも低くなりますのでお勧めはできません!このことを改善して頂けましたら、からだの大きな筋肉、大腿四頭筋や大殿筋が鍛えられ「フレイル」や「サルコペニア」を予防し、回復させるスイッチが入ることになります。あともうひとつ!観葉植物をお部屋に迎えて頂ければ「氣」の流れも爽やかになると思います。このブログが福音となれば、一考一助になれば幸いです。
富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、

右の腰から臀部、そして大腿外側部に痛みのある患者さん(60代女性)。起床時の痛みなど、動き出す際の痛みが強く、腰を軽く曲げて歩くと楽だと仰られます。腰の痛みと腸脛靭帯の痛みと判断して「三導療法」を行ない、後は「運動療法」に切り替え、そしてゆっくりとした運動を行なって頂きますと!見る見る間に痛みが消え去り、落ち込まれていたお顔が笑顔に変わります。痛みが消えるという不思議さと、驚きと喜びは体験された方と我々、術者が共有できる達成感と安堵感です。今までは『絶対安静』『痛むところは炎症があるから冷やすこと』『入浴禁止』『飲酒厳禁』などの文言が並べられた時代もありましたが、全てにおいて真逆でありました。今回も「安静」ではなく「ゆっくりとした運動から可動域をドンドン広げていく『運動療法』はお勧めの治療法である!」と誠に僭越ですが、僕はそう考えています。このブログが一考一助になれば幸いです。
以前に「高齢者の痛み対策に」「アルミ療法!」をお伝えしました。先日に腰の痛みと右臀部から大腿上部にかけて強い痛みを訴えられる患者さん。(60代女性)梨状筋症候群と判断して、右梨状筋を整復することになりました。然しながら、梨状筋の浮腫みが大きく「痛いのはいやです」とのことでしたので、軽く整復操作を行ない『アルミ療法』に切り替えて治療を終えました。痛みのある場所に合う大きさに切ったアルミホイルを湿布に貼り付けて患部に当てていきます。痛みのある場所全てにしっかりと当て『アルミ療法』の終了です。翌日にお聞きすると「全く痛くなくて良く眠れました」と仰られたのがとても嬉しかったです。痛みが取れなくてお困りの方は是非!行なってみてください!このブログが福音となれば、一考一助になれば幸いです。もう一度お伝えします『アルミ療法です!』
腰を痛めた方がよくコルセットや腰痛ベルトをされて来院される場合があります。ちょっとした動作から腰に激痛が走ることが多々ありますので、しっかりと装着して、おそるおそる不安げに入って来られます。ぎっくり腰などの腰の痛みは、驚くほど一氣に消え去るもので、あの激痛が消え去ったあとは、コルセットや腰痛ベルトは全く必要がなくなるものです。当院では治療を終えたあとは「コルセットや腰痛ベルトは外して、もうしないでください」と必ずお伝えしています。しかし『今から残っている農作業をしないといけないんです』など不安がある場合は、装着して行なって頂いています。日常生活でいつも装着の癖がある場合は、装着しないようにお話しをさせて頂いています。その理由は、それらを装着することによって安心感は得られますが、腰の筋肉が弱まっていきます!そうなりますと!外すと身体の安定感が阻害されることになり、ずっと装着しなければ不安で一杯になってしまいます。また装着により腰の筋肉が弱くなってきますと、腰を痛めることが殊の外多くなってしまいます。こういう理由から柴田接骨院では装着について「早期の着脱を」このようにお勧めしています。これは外科的治療のあとの装着されるケースは除外させて頂いてます。
我が家には、シーズー犬の七ちゃんが共に楽しく暮らしています。多くの家庭で、犬や猫にうさぎも飼われていて、みなさんそれぞれ可愛がっておられます。共に暮らして癒され、そして優しい気持ちで穏やかに過ごしておられることと存じます。この暑さのなかでは、体調を崩してしまうこともあるかと思います。もちろん!そんなときは、かかりつけの獣医さんに診てもらうことが大切です。大切なペット!いや、共に暮らす家族の体調をしっかりと管理してあげましょう。僕は、頭から尻尾まで、ゆっくりと撫ぜてあげてほしいと思います。痛がるような強いものではなく優しく、そしてゆっくりと行なってみましょう。気持ち良くってとても喜ぶと思います。ブラシで優しく行なうのもお勧めします。以前にもこのブログでお伝えしましたが、患者さんの愛犬、ラブラドルレトリバーのラブちゃん!高齢で後ろ足が弱くなり、歩けなくなっていたのですが、ご家族みなさんの献身的なブラッシングとマッサージで普通に歩けるようになったことを投稿しました。ラブちゃんは今年の3月に亡くなったとお聞きしました。ラブちゃんの回復は、たくさんのみなさんに広く、そして充分に伝わっていると思います。「ラブちゃん!本当にありがとう!感謝しています」^^/
「頭から首、そして背中が痛くて滅入ってしまう」という女性が多くいらっしゃいます。「痛み止めを飲まないと仕事ができない」という方も。16日が新月であり、台風7号の接近も伴って、おからだの変調を訴えておられるということになるかと思います。病院で診て頂いても『異常なし』との診断で、家族の方から「大丈夫、大丈夫!」といわれるけれど頭痛が激しく、どうしたらいいのか!?『でも昨日18日(金)当たりから、良くなってきたようです』という声が増えてきています。台風も離れていき、新月モードも消えてきたようですが、病院で『異常なし』と診断された方に『ぬる目のお風呂にゆっくりと入ってください』とお伝えした処!スーッと痛みも消えて、とても爽やかな気持ちになったとお聞きしました。これもひとつの対処法であると僕たちは考えています!どうぞお大事に。^^

ぎっくり腰ではなく、朝の起床時やお昼寝の後の起き上りの際に激しい痛みがある為にお困りの方は少なくはないと拝察します。何とか起き上って、歩き進むとスーッと痛みが消えて大丈夫になっていくという、何とも不思議な感じなのですが、50代から60代の男女!共に「私のことを言ってるの」と思われるかもしれません。半世紀という大きな節目を越えてきますと、脊椎が徐々に潰れてきます。身長が僅かに低くなってくるのがその証左となります。また、冬の時期は気温の低下により各関節のこわばりから、腰ばかりではなく肩関節や膝関節においても激痛が走ることになります。然し!夏においてもクーラーや送風機による冷えにより、発生することになります。一体どうすればいいのか!?このような場合!起き上がる前にお布団の上で!お布団のなかで行なって頂きたいことがあります。仰向けでも横向きでも構いません!ゆっくりと両膝を曲げてください!そしてゆっくりと伸ばします!これを3回ほど行なってから、両膝をゆっくりと強く曲げて両手で挟み、首も曲げて丸くなるようにします!横向きの場合は反対も同様にして、仰向きの場合は左右に軽く振るように動かします!その後に仰向けで両膝を曲げた状態でお尻を軽く浮かせて戻します!『トントントン』と数回行ないます。そしてゆっくりと起き上ってみましょう!起き上がる動作が、このような軽めの運動を行なうことで血流が促進され、こわばりが解消してきます。柴田接骨院では『ぎっくり腰』の治療で「運動療法」も併せて行ない激痛を消し去ることに即効し、その効果にとても喜ばれています。血流を促進すること!決して冷やさないこと!(打撲や腫れがある場合は冷やします)安静にせず動かせる範囲で運動すること!入浴や適量飲酒をおススメしていることもご理解を頂けると思っています!どうぞお大事に。^^