とれたてblog

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どうぞお大事に

ぎっくり腰など強い腰の痛みは非常につらいものです。コルセットの装着や歩きづらいことから、両手に杖を持ち、倒れそうになりながら来院された患者さん80代女性の方。先月に腰を痛められ、専門医を受診され、しばらくは良かったのですが、起床時から激しい痛みに耐えられず、付き添いのご親戚の方と来院されました。最近の気温は高めですが、やはり早朝は肌寒く感じます。ご年齢も考慮して治療を開始します。柔道整復術の整復法は行なわず、温熱療法を行ない血行を促進し、そして三導療法にて3点を刺激して痛みを取り、通電療法と運動療法を併施し運動範囲を拡大させ治療を終えました。あれだけの強い痛みが一気に雲散霧消し、お二人とも大変驚いておられました。起床時の気温が低い場合!人生の先輩であるご高齢の方々の各関節はこわばり、最初の一歩がきつくお感じになられます。からだを温めて血流の促進を図れば、痛みが解消してまいります。『冷やさずに温め、安静にせずず、徐々にからだを動かして、腰の痛みを消し去って参りましょう』僕たちは、ゆっくりと入浴して、可能であれば適量の飲酒もおススメしています。どうぞお大事に。


目を細めること

庭を散策していると『おい!そこで止まって、ちょっと見あげてみい』という声が。見あげると!青雲と白梅がやさしく僕を見ていてくれました。気持ち良くて眩しくて、目を細めていたところです。先日の夕方に小学生の男の子が大腿部を強打し、跛行状態でお母さんと来院!痛めた部分に軽度の内出血があり、強い痛みがあります。ごしんじょう療法で、痛みを治療していきます。20分後に「痛いかな?」と尋ねると『あれ、痛くない!?』って笑顔で応えてくれました。その可愛い表情がとても眩しくて、再び目を細めるのでありました。「良かったね」^^/


凍結肩になったら 4

『凍結肩になったら』をお伝えして、4回目となりました。僕は、過度の筋トレで左上腕二頭筋を断裂したあとに激しい夜間痛と凍結肩による不意の運動痛に悩まされました。今思えば、とても貴重な体験だったと思っています。お悩みの方々に、この体験を基にお伝え出来るのです。この辛さは、体験した方でないと理解が難しいものと考えます。さて今回は、凍結肩に一番効果のあった方法をお伝えします!写真に耳の縁に赤い点が示されています。ここは肩のゾーンになります!このゾーンをつま楊枝のうしろの丸い部分か、ご自分の指で順次やや強めに刺激を加えます。左右セットで行なってください。凍結肩になったばかりであれば、緩やかに夜間痛が消え去り、そして運動範囲が広がります。長く経過している場合の方が効果が早く現れると思われます。肩を動かす場合は必ず肘を曲げて行なってください。肘を伸ばして横から後方に動かそうとすると激しい痛みが一気に再来して、再負傷される場合が多く見受けられます!ご注意ください。

 

以前のブログ2014.12.18~12.25に『院長の四・五十肩の話!』『上腕二頭筋断裂の話!』があります。よろしければご覧くださいませ。^^


凍結肩になったら 3

凍結肩は治療を開始すれば、直ぐに治癒に至るものではなく、暫らくの期間を要します。然し、この痛みは罹患された方にしか、分からないもので、これは治療する側としても理解をしなければなりません。僕の場合は、ごしんじょう療法と三導療法、そして温熱治療に電療などの一般的治療を行えましたので、とても早く回復したことは、とてもありがたいことでした。今回は入浴中に行なう運動と激痛を早く軽減させる方法をお伝えしたいと思います。この場合はしっかりと入浴して、必ずからだを温めてから行ないます。そして必ず痛む側の肘を曲げて、肩を動かせる範囲内で優しく、ゆっくりと動かしましょう!痛みのない範囲でお願いします。入浴できない場合は、やや熱めのシャワーを直接!痛む肩に当てて行なってください。1分間程度で大丈夫ですので、無理はしないでください。からだが温まっている間にアルミホイルを適度な大きさに丸く切り(3~4cm程度)痛む場所に当て、その上に温湿布を貼り付けます。真夏以外は温湿布でお願いします。次回は三導療法の重要点をお伝えしたいと思います。


凍結肩になったら 2

凍結肩になったらどうするかを経験者としてお伝えしたいと思います。僕の場合は、肩関節が完全拘縮した状態!上肢がまったく動かない状態になってから治療を開始するという無謀な挑戦でした。左肩がロックされ、上腕上部までの放散痛が激しく、眠ることさえ困難な状況にあり「痛い痛い」と無意識的に口にしていました。これは、上を向いた仰向けの状態で寝ると、肩関節が下にさがる為に激痛に悩まされることになります。痛む肩から上肢の下に柔らかいクッションを置き、肩をさげないように留意してください。そして肩が冷えないようにバスタオルなどを上から掛けて保温します。温湿布や貼るカイロ(低温やけどに注意)も役立ちます。リハビリとして、どんどん動かすことが大切と学びましたが、痛むのを無理をしてアイロン体操や窓を拭くなどを行ないますと、夜間痛が一段と強くなり、益々眠れないことになる可能性が出てきます。動かすことより患部を温めること。血流促進を図ります。入浴(シャワーで肩が赤くなるまで当てる)や散歩!適量の飲酒も効果的です!あとは次回に続きます。


凍結肩になったら

上肢のケガで、一定期間の固定が必要となることがあります。固定が外されると腕が上がらない!まるでロックされたような感じになることがあります。肩の腱や靭帯に炎症が起こり、肩や腕を動かす際や就寝時に強い痛みと制限が現れるものを「肩関節周囲炎」所謂「四十肩・五十肩」と言います。その症状が長引くと肩関節が拘縮を起こし、肩や腕が上がらなくなり「拘縮肩」「凍結肩」と言われます。この場合!強い痛みによる夜間痛があり、就寝を妨げられます。こうなりますと日常生活にも影響する可能性もあります!かく言う僕自身も47歳のときに経験しましたので、お困りの方のお気持ちは十二分に分かります。さて、どのようにすれば良いのか!?すみませんが次回に続きます。


一家にワセリン1セット

寒い日が続きますと水道の水は特に冷たく感じてしまいます。そこで温水器がよく使われます!温かくて気持ちがいいのですが、手が指が荒れちゃうんです。「ハンドクリームをつけてもガサガサ状態が治らないんです」と、そんな方に僕は『白色ワセリン』をお勧めしています。ひび割れや皸(あかぎれ)、かかとのガサガサや火傷など、皮膚疾患にはとても効果的な優れものです。乾癬はなかなか良くならないひとつですが、白色ワセリンを塗布しラップで覆い包帯をすることをお勧めしましたところ「カサカサ感とかゆみが治まったんです」と、大変喜ばれました。『一家に白色ワセリン1セット』是非!お勧め致します。^^/

 

今年も本日!仕事納めとなりました。今年も多くの方と共に笑顔になれたこと!大変うれしく思っています。痛みはもちろんですが、なかなか治らない症状の消失!医師も「あれ!」と驚かれた症例もあり本当に良かったです。来年もドンドン笑顔になって共に喜びあえるよう精進したいと思っています。本当にありがとうございました!こころから感謝致します。

 

富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、


寒くなると・・・。

寒くなってまいりますと『ぎっくり腰』になられる方が増える傾向にあります。からだが冷えると筋肉や関節がこわばります!このときに腕を伸ばして何かを拾う動作くしゃみなど不意なことにより発生し易いものです。『ぎっくり腰』は何日もかかるものでは決してなく!簡単な整復法などにより、その場で治るものです。整復操作を行ない、すぐに簡単な運動と一気に背中からお尻までを温めて血行を促進し治療を終えます。冷湿布は、こわばりを呼び込むため使用しません!温湿布を使用し可能であれば使い捨ての貼るカイロも使用します。夜はゆっくりと入浴して頂き、当院では飲酒もおすすめしています。おからだの冷えは免疫力も低下させてしまいますのでご注意ください。また、カイロ着用の際は低温やけどには気をつけてくださいね。(着用したまま就寝などはNGですよ)お大事に。^^/


カイロの貼り方

そろそろ使い捨てカイロを活用して「冷えから守る」季節になりました。僕は患者さんに使い捨てカイロの利便性と重要性をお伝えしています。朝晩の冷え込みが感じられるようになりますと『立ちあがりと起きあがり』の動作時にこわばりからくる痛みが生じます。このような場合やギックリ腰(強い打撲や傷があり腫れのある場合は除く)には温熱療法が理にかなっていると僕は考えています。激しい痛みのギックリ腰には『整復法・三導療法・温熱療法・運動療法』にてその場で即効します!以前のような「安静第一・冷やす・で10日~14日寝ていれば、そのうち治る」方法はもう時代おくれと言っても過言ではないのです!

 

前置きが長くなりました。さてカイロの貼り方ですが、もちろん!直接お肌には貼らないで、肌着や2枚目くらいに貼りつけます。ご家族やパートナーの方に貼って頂きますと『早く良くなってね』という思いが伝わり回復が俄然早まります。おひとりの場合で貼ることが困難の場合は、肌着に直接カイロを貼りつけてから着用してください。もちろん『早く良くなるぞ』という思いで。シップは冷シップではなく温シップでお願いします。

 

このブログが福音となれば、一考一助になればと存じます。

富山県砺波市 柴田接骨院 柴田佳一 拝、


冷えに気をつけて

雄々しい崖を臨み武者震いをしたところです。来週からは気温が低くなる傾向があり、武者震いではなく、寒さに震えがきそうな感じです!何年も前から腰が痛くて、最近にまた腰を痛められた患者さん!夜中に何度もトイレに起きなくてはならず、その度に腰が痛くて立ち上がれないと悲痛な思いを打ち明けられます。大変な思いをされていましたので、すぐに脊椎を整復操作し、痛みを取り去りました。トイレが近いということは、おからだの冷えによることが多いと考えて朝から使い捨てカイロをお使いくださいとお伝えし、併せて銀杏療法をお勧めしました。これから益々!気温が低くなってまいります。くれぐれも冷えには十分に気をつけて頂き、シャワーだけで済ませず、ゆったりと入浴し、もしも可能であれば適量飲酒もお勧めしました。起床の前には、お布団のなかでゆっくりとおからだを動かしてから起き上がって頂くこともお伝えしました。2回目に来院の際は「とても良かったです」と笑顔で仰ってくださいました。「こちらこそ本当に良かったです!嬉しい気持ちにさせて頂き、ありがとうございます」^^

このブログが一考一助になればと存じます。柴田佳一 拝、